こんにちは。
アヴェニュー表参道クリニック院長の佐藤です。
アヴェニュークリニックでは、毎月ご来院される患者さまのうち、約2割が男性の患者さまです。
そして近年、男性の患者さまからも「目の下のクマ」に関するご相談が増えてきています。
オンライン会議や対面での打ち合わせなど、人と顔を合わせる機会が多いビジネスシーンで、
「クマのせいで疲れて見られてしまう」
「老けた印象を持たれてしまう」
といったお悩みが多いように感じます。
特に40〜50代の男性は、生活習慣や加齢による影響でクマが目立ちやすくなります。
本記事では、男性のクマの原因と治療法、そしてクマを改善することで得られる“清潔感アップ”のメリットまで、医師の視点から詳しく解説いたします。
男性に多いクマの原因とは

クマの原因は男女共通ですが、男性にはいくつか特徴的な傾向があります。
青クマ

■原因
寝不足や疲労による血行不良で瞼の静脈がうっ血し、皮膚越しに青〜赤紫っぽく見える状態が原因です。
喫煙・飲酒・睡眠不足・外食中心の生活は、血流を悪くし青クマを悪化させる要因になります。
仕事でのストレスや長時間のデスクワークも要因となり、慢性的に血行が滞るとクマが常に目立つようになります。
パソコン・スマートフォンの使用過多や冷え性も原因になります。
■特徴
- 瞼の静脈がうっ血し、皮膚越しに青〜赤紫っぽく見える
- 目の下を軽く引っ張ると色が薄くなる
- 温めると改善しやすい
茶クマ

■原因
皮膚の摩擦や炎症後の色素沈着が原因です。
アトピー性皮膚炎や花粉症で日常的に目をこする方に多く見られます。
男性は女性に比べスるとキンケアの習慣が少ない方が多く、紫外線対策や保湿を怠りがちです。
そのため、乾燥や摩擦による色素沈着が起こりやすく、茶クマが多い傾向にあります。
また、目をこすったり、洗顔時にゴシゴシと刺激を与え、こする行為も原因になります。
■特徴
- 皮膚を引っ張っても色が変わらない
- 肌のくすみの一種として見られる
黒クマ

■原因
加齢や皮膚のゆるみにより、目の下に「膨らみ(目袋)」と「凹み」が生じ、その段差に光が当たることで影ができ、暗く見えることが主な原因です。
男性は骨格的に頬骨がしっかりしており、目が奥まった奥目の方が多いため、光の影ができやすい構造をしています。
さらに、加齢によって目の下の脂肪(目袋)が前に突出すると、影がより強調され、黒クマが目立ちやすくなります。
■特徴
- 明るい場所で影がくっきりする
- 光の当たり方で濃淡が変わる
セルフケアと美容医療どちらが効果的か
セルフケアは一時的な改善や予防に役立ちますが、印象を変えたい場合は美容医療が近道です。
セルフケアで改善できること 青クマ

- 喫煙、過度な飲酒は控える
- 睡眠時間をしっかり取る、上質な睡眠を確保する
- 蒸しタオルなどで目元を温める
- 目周りの血流が良くなる軽いマッサージをする(ただし強くこすらない)
セルフケアで改善できること 茶クマ

- 目をこすらない・摩擦を避ける(茶クマはマッサージNG)
- 乾燥による色素沈着を予防するため、保湿ケアをしっかり行う
- メラニンの沈着を防ぐため、紫外線対策をする
- 美白成分配合のアイクリームや美容液を使用する
セルフケアで改善できること 黒クマ
セルフケアでは改善が難しいため、美容医療での治療がおすすめです。
美容医療での解決方法
仕事の都合などで長いお休みが取りづらい方も多いと思います。
当院では、自然で周囲に気づかれにくい仕上がりをご提案しています。
青クマ

▶ベビーコラーゲン注入
皮膚の下にある静脈の色が透けて見えてしまうことが青クマの原因のため、皮膚の薄い部分に少量のベビーコラーゲンを注入し、ハリを出すことで、血管の透け感を和らげ、青クマの改善をサポートすることができます。
▶レーザー治療
熱刺激で血流が促進されるジェネシスがおすすめです。
滞っていた静脈の流れが整い、青クマの原因である血行不良の改善につながります。
茶クマ
▶︎レーザー治療
メラニン沈着にはレーザートーニングがおすすめです。
炎症を起こさせない出力設定で照射します。炎症性の色素沈着には美白成分の外用薬と併用することで効果が高まります。
肌のくすみやシミ改善にもつながり「清潔感が増した」と感じる方が多い治療です。
黒クマ
黒クマの凹みに▶︎注入治療
目の下のくぼみにベビーコラーゲンを注入し、段差をなめらかに整えます。
直後から目元の影が改善され、明るく印象に導きます。
ダウンタイムが短いことが特徴です。
※根本的に目袋の膨らみが強い方は「経結膜脱脂」とのコンビネーション治療が適している場合があります。
黒クマのたるみに▶︎経結膜脱脂
下まぶたの内側から余分な脂肪を除去する外科手術です。
外側から傷が見えず、黒クマの根本的な改善につながります。
私自身、黒クマの治療として経結膜脱脂術を受けました。
想像していたよりも術中・術後の痛みはずっと軽いものでした。
術後の痛みは、痛み止めを飲めば十分コントロールできるレベルなので、痛みに弱い方でも受けやすい治療ではないかと思います。
クマに悩む時間をずっと費やすより、思い切って一歩踏み出してみると、結果的に“若々しく過ごせる時間”が増えます。
男性にも、クマ治療の選択肢のひとつとしてご提案した治療方法です。

ダウンタイム・リスク・副作用

清潔感アップの価値
クマが目立たなくなることで、「疲れて見える印象」から「若々しく健康的」な印象へと変わります。
実際に施術を受けた患者様からは、「顔が明るく見える」「印象が柔らかくなった」「清潔感が増した」といった声を多くいただきます。
ビジネスなど人間関係の第一印象で、見た目の清潔感は信頼感にも繋がります。
クマ取りは単なる美容治療ではなく、身だしなみの一環として考える男性も増えています。
まとめ
目の下のクマは、疲れや老けのサイン。
セルフケアで一時的に緩和することもできますが、根本的な改善には、医師による正確な診断と治療が必要です。
男性にとっても美容医療は、特別なことではなく“自己管理”の一部。
清潔感ある印象を保つことが、ビジネスでもプライベートでも自信につながります。
目元の印象が変わると、顔全体の印象も変わります。気になる方は、まずは医師にご相談ください。
医師紹介
佐藤 卓士(さとう たかし)

京都大学農学部卒業 農学修士
九州大学医学部卒業 医学博士
岡山大学医学部付属病院 勤務
杏林大学医学部付属病院 勤務
都立大塚病院形成外科 勤務
2018年 アヴェニュー表参道クリニック 院長就任
日本専門医機構認定形成外科専門医
日本レーザー医学会認定レーザー専門医
私は、真面目で落ち着いた性格だとよく言われます。
美容施術においては、精緻な手技を要する施術を得意としています。
お世辞や過度なご提案は行わず、時に率直な表現になることもありますが、患者様にとって最善と考える判断をお伝えします。
どうぞお気軽にご相談ください。
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