こんにちは。アヴェニュー表参道クリニック院長の佐藤です。
前回のコラムでは、たるみが皮膚表面だけではなく、脂肪・筋膜(SMAS)・骨といった深い層の構造変化によって起きていること、そしてセルフケアでできる範囲と、その限界についてお伝えしました。
「どの施術が自分に合っているのか分からない」
「ハイフと糸リフトって何が違うの?」
「自然に見えるやり方で改善したい」
そんな方のために、本記事では、美容医療でのたるみ治療の種類・特徴・向き不向きまで、医師の視点から解説いたします。
たるみ治療の種類

美容医療だからこそ、たるみの原因である肌の深層までアプローチできる治療方法があります。
今回は、代表的な治療方法を4つご紹介いたします。
HIFU(ハイフ)
高密度焦点式超音波治療法(High Intensity Focused Ultrasound)の頭文字を取って「HIFU(ハイフ)」と呼ばれています。
■特徴と効果
超音波の熱を真皮・皮下脂肪・筋膜層に加えて熱収縮させることで、コラーゲン生成を促します。
その結果、肌の内側から引き締まり、リフトアップ効果が得られます。
当院では、ウルトラフォーマーIIIが該当します。

高周波(RF)治療
■特徴と効果
HIFUとは熱の入り方が異なり、電子レンジのように、肌内部の層全体に均一に熱が伝達され、真皮に熱を加えることによってコラーゲンの生成が促され、引き締め効果が得られます。
真皮から皮下脂肪層にアプローチすることができます。
当院では、ボルニューマが該当します。

脂肪溶解注射や部分痩せ治療器
■特徴と効果
脂肪融解注射や部分痩せ治療器により、脂肪細胞を破壊して脂肪を減らすことで、たるみの一因である脂肪のボリュームを調整します。
当院では、脂肪融解注射はチンセラプラス、部分痩せ治療器はトゥルースカルプiDが該当します。
皮下脂肪層に注射し、脂肪細胞を溶解します。
■注意点
脂肪溶解注射は脂肪だけを溶かすため、皮膚が余ってしまうといったデメリットが生じることがあります。

糸リフト
■特徴と効果
体内で吸収されるコグ(トゲ)がついた糸を皮下に挿入し、糸を引き上げることで皮下脂肪が引っかかって持ち上がります。
フェイスライン・マリオネットライン・ほうれい線に効果的で、直後から引き上がりを感じやすい施術です。
皮下脂肪層にアプローチします。当院では、ミントリフトが該当します。

たるみ治療には様々な種類がありますが、重度のたるみで糸やHIFUで改善が見込めない場合は、フェイスリフトなどの外科手術が必要になる場合もあります。
たるみ治療の「ダウンタイム」「副作用・リスク」「痛み」比較

痛みの感じ方には個人差がありますが、これまで「痛くて続けられなかった」という方にお会いしたことはありません。
どの治療も我慢できる範囲の刺激で、安全に続けやすいのが特徴です。
話は変わりますが、RF治療のボルニューマは頬コケが起きにくく、自然に引き上がる点が魅力なため、私も定期的に受けています。
まとめ
たるみ治療の選択は、たるみの原因によって異なります。
ご自身に合った治療計画を立てるためにも、まずは専門医による正確な診断と治療プランの提案を受けることを推奨します。
医師紹介
佐藤 卓士(さとう たかし)

京都大学農学部卒業 農学修士
九州大学医学部卒業 医学博士
岡山大学医学部付属病院 勤務
杏林大学医学部付属病院 勤務
都立大塚病院形成外科 勤務
2018年 アヴェニュー表参道クリニック 院長就任
日本専門医機構認定形成外科専門医
日本レーザー医学会認定レーザー専門医
私は、真面目で落ち着いた性格だとよく言われます。
美容施術においては、精緻な手技を要する施術を得意としています。
お世辞や過度なご提案は行わず、時に率直な表現になることもありますが、患者様にとって最善と考える判断をお伝えします。
どうぞお気軽にご相談ください。
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