こんにちは。
アヴェニューセルクリニック月曜日・水曜日担当の安達です。
今回は当クリニックでもサプリで取り扱っている乳酸菌の研究について解説していきます。
「乳酸菌」と聞くと、ヨーグルトや発酵食品に含まれる「生きた菌」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、近年の乳酸菌研究は「生きた菌を摂る」という考え方だけではありません。乳酸菌を加熱処理したものや、さらに加工して菌体成分を利用する研究も進んでいます。
今回は、そうした研究から生まれた乳酸菌素材「FK-23」と「LFK」について分かりやすくご紹介します!
FK-23は「加熱処理した乳酸菌」
FK-23は、ニチニチ製薬が選定した Enterococcus faecalis(エンテロコッカス・フェカリス)を、独自の方法で加熱処理・濃縮した乳酸菌素材です。
一般的なヨーグルトなどに使われる乳酸菌は生きた状態で利用されるものがありますが、FK-23は加熱処理によって菌を殺菌した「加熱処理菌体」を素材として利用する点に特徴があります。
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異なる2つのアプローチ
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ニチニチ製薬では、FK-23についての基礎研究や臨床研究を行い、これまでに複数の特許取得実績や学会発表・論文掲載の実績を公表しています。(もっと知りたいFK-23)
LFKは、FK-23をさらに「酵素処理」した素材
LFKも同じ Enterococcus faecalis を由来とする乳酸菌素材ですが、FK-23との大きな違いはその加工方法にあります。
LFKでは、加熱処理に加えて「酵素処理」を行い、乳酸菌の菌体をさらに処理しています。ニチニチ製薬の説明によると、この加工によって細胞壁を溶解し、核酸やミネラルなどの成分を抽出して利用しています。
イメージとしては次のような違いになります。
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加工方法による違い LFK :乳酸菌 → 加熱処理 + 酵素処理 → 菌体をさらに処理した乳酸菌素材 |
同じ乳酸菌を由来としながらも、加工方法が異なることで研究対象となる素材の性質も変わってきます。
「生きていること」だけが乳酸菌研究ではない
ここが、FK-23やLFKを知るうえで非常に興味深いポイントです。
乳酸菌については、「生きた菌が腸内で働く」というイメージが一般的ですが、乳酸菌そのものを構成する菌体や菌体成分についても研究が行われています。
つまり、
乳酸菌を生きたまま利用する研究
だけでなく、
乳酸菌を処理した後の菌体や、その構成成分に着目する研究
という方向性もあるのです。
FK-23やLFKは、まさにこの後者の研究対象の一つとして位置づけられています。
どんな研究が行われているの?
ニチニチ製薬の公式研究資料では、細胞・動物・ヒトを対象としたさまざまな研究が紹介されています。
・動物研究の例(FK-23):免疫機能を低下させたマウスに感染実験を行い、生存率を比較した研究
・モデル動物研究の例(FK-23・LFK):慢性腎臓病モデルのラットを用いて腎臓組織などを調べた研究
・臨床試験の例(LFK):スギ花粉症と診断された成人22名を対象に、LFK摂取群とプラセボ群を比較した4週間の試験。ニチニチ製薬の資料では、鼻症状について両群間に差がみられたとされています。
研究には「細胞などを用いた基礎研究」「動物を用いた研究」「ヒトを対象とした臨床研究」など、さまざまな段階があることがわかります。
研究結果を見るときに大切なこと
健康食品や食品素材の研究を見る際には、知っておきたい大切な視点があります。
「研究で何らかの変化が確認された」ことと、「その食品を摂れば同じ結果が得られる」ことはイコールではありません。
動物実験の結果をそのまま人に当てはめることはできませんし、ヒト対象の研究でも「対象人数」「期間」「摂取条件」「評価指標」「比較対象の設定有無」などによって結果の意味合いは変わります。
そのため、FK-23やLFKについても、ひとつひとつの研究結果を「何がわかった研究なのか」という視点で見ることが大切です。
特許は「効果の保証」ではありません
FK-23やLFKについてはニチニチ製薬から複数の特許取得実績が公表されていますが、特許を取得していることと、食品としての効果が国に認められていることは別の話です。
特許は特定の技術や発明に対する権利を示すものであり、「病気を治すことが証明された」「食品としての効果が国に認められた」という意味ではありません。
しかし、特許を取得しているということは、「これまでにない独自の加工技術や発見である(新規性・進歩性がある)」と国に認められたことを意味します。つまり特許は、効果の絶対的な保証ではないものの、長年の研究開発によって生まれた独自性の高い乳酸菌素材であることを示す、客観的な技術的裏付けと言えます。
まとめ:FK-23とLFKを「研究素材」として見る
いかがでしたでしょうか?
FK-23とLFKは、共通して Enterococcus faecalis という乳酸菌を由来としながら、異なる加工方法によって作られた特徴的な素材です。
研究結果を過大に評価するのでも、反対に否定するのでもなく、公表されているデータをひとつずつ丁寧に見ていくこと。それが、これらの素材を知るためのもっとも大切な姿勢です。
アヴェニューセルクリニックでは、日々の健康維持をサポートする選択肢のひとつとして、FK-23(5,000億個)とLFK(5,000億個)を配合したサプリメント【アヴェ乳酸プラス】を取り扱っております。ご興味のある方は、お気軽にスタッフまでお問い合わせください。

※本記事で紹介している研究結果は、乳酸菌素材(FK-23・LFK)に関する各種試験・論文データであり、特定の製品(サプリメント)における疾病の治療・予防や効能・効果を保証するものではありません。サプリメントは食品であり、医薬品のような効果・効能を目的としたものではありません。
次回も、FK-23とLFKの公表されている研究を分かりやすく紐解いていきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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【参考情報】 ・本記事は、FK-23、LFKに関する公開情報および研究情報をもとに、これらの素材について一般的な科学情報を紹介するものです。 ・本記事は疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。また、個々の研究結果は、研究条件や対象者等を踏まえて解釈する必要があります。 |